皆が買ってもらっているものを買わない…というのが 我が家の教育方針…ってわけではないんだけど 「なんで、そんなもんが必要なんですかっ!」って言う物ばっかし 欲しがり 買ってやらない…という事の繰り返しでしたが
また だよ。 今度は アイポッド。 なんで!電車ん中でまで、音楽聴かなきゃなんないんだよ! 単語覚えろ! で、買ってやりませんでしたが 次女がどうも、しおさんに
「ママはアイポッドも買ってくれない…。 何にも買ってくれない。 クラスの全員持ってる。 持ってないの私だけ。
お金がないとか言ってるけど、 自分の物は買ってる!」 と私の悪口を言ったらしい。 したら、次に会った時に 持ってきた。 「これ、オレ 買ったんだけど、 使ってないから貸してやるよ」 「わーーい!」 てめぇ、いきなり出すなよ!
もう、喜んじゃってるもん収拾つかない。 「使ってないって、いつ買ったのよ!」と聞くと 「んー、ちょっと前かな。」 「ちょっとって、どんぐらいよ」 「んーー、わかんないけど、一ヶ月ぐらい?」 げーー!!買ったばっかしじゃん。
女子中学生(当時)に 甘い為に 買ったばっかしのアイポッドを差し出す男。 急いでネットで値段を調べると どうも5万円ぐらいするらしい。 「困るよ、そんな高いもの。 使おうと思ったから買ったのに 貸してくれたら駄目じゃん。 だいたい しおさんのやることなんか わかってんだよ。
『買ってやる』って言ったら私が許さないから これをやって、自分はもう一台買おうと思ってんでしょ。
借りれません。壊したら困る。」と言うと
「そんな簡単に壊れねーよ」と言う。 
ま、とにかく喜んじゃってるから 今、取り上げると 阿鼻叫喚だから 一ヶ月ぐらい借りて、そんで返せばいいか…と思っていました。 「ちょっと、それ、人の借り物なんだから 袋に入れて使いなさいよ。 ママが巾着袋を縫っておくから、それに入れて使いなさい。 傷ついたら大変だから。」 そうこうしているある日 娘が言いました。 「壊れちゃった」 「なにが?」 「しおさんのアイポッド」 ……。 げーーーーー!!!! 「そんなに簡単に壊れねーよ」って言ったの嘘じゃんかよ! 嘘つき。 「すぐ、塩さんに電話して謝りなさい。お小遣いためて アンタが弁償しなさい。」 「えーー!しおさん、絶対『あ、いいよ、いいよ。問題ないから』 って言うもん!」 「そういう事ではない!」 それから、親子喧嘩勃発。 イヤイヤ電話したらしい娘が勝ち誇ったように言う。 「やっぱ、しおさん、『全然いいよーー。機械ってのは壊れるもんだよ』 って言ったもん。ママのバカ」 くーーーっ! しおさんに電話。 「あんたさぁ、○子に、『機械っていうのは壊れるもんだ』って 言ったのか? え?人から高いものを借りて壊しておいて 平気な子になっても いーーっていう訳?え?そういうヤツが 社会で許されるのか?」と詰め寄ると 「そうじゃないけど。…ごめん。 悪かった。」 買ったばっかりのアイポッドを貸した上に壊されて その母親に激怒されて、謝るしお。 「踏んだりけったり」というのはこういう事なんだなぁ…と思う。 
それから、長い事、娘がお小遣いで、 くだらないものを買う度に、 「そういう物を買う前にかえさなくちゃいけないもんがあるんじゃないの?」 と嫌味の100連発を喰らわしていましたが…。 先日 ネットでアイポッドを見て 「いいなぁ…。これ良いなぁ。欲しいなぁ」 と言っている。 シカト。 買ってくれとは言わないので お小遣いをためたので買うんだろうか。 自分のアイポッドなんか買ってみろ ただじゃ置かないからな…と思っていると。 「しおさん、何色が好きなかぁ」と言う。 どうも、しおさんのを頼むようだ。 良かったね、もうちょっとで、人間失格になる所だったよ。 かろうじて、人間合格。 
娘とお琴の演奏を聞きに行くことになっていたので 誘ってみると「行くよ!」という事で渋谷で待ち合わせ。 ごはんを食べながら 娘が _450s.JPG)
「はい、これ、あげる」と渡す娘。

「なにこれ?え?マジ?まじーー? ありがとーーー!!え?いいの?ホントに有難う! おれ、ホント 嬉しいよ。ありがとなー。」 娘:「まぁ、使ってくれ」 しお:「悪いね」
はい? 違うんじゃないの? 「貸してくれたのに壊しちゃって なかなか返せなくてごめんなさい」だろうーーが!! そういうと娘が 「4ギガでごめんね。それしか買えなかった。」 なにそれ?と聞くと 「しおさんが貸してくれたの 60ギカ」 ギガがなんだか知らないけど 4円と60円じゃ、随分違う…という事はわかる。 どーーも、すいませんです。 _450s.JPG)
_450s.JPG) よだれかけをして、アイポッドの薀蓄を語る しおさん。

それから、お琴を聞きに行った訳ですが… デモンストレーションの後に 「ご希望の曲がございますか?」と聞かれる。 お琴って、お正月にデパートで流れてる 「春の海」しか知らないもんな。
「春の海」って言うのもなぁ…。 と思って、目が合わないように下を向いている。 どうも、皆同じ 考えだったようで まるで新学期最初の保護者会の役員決めの様に だんまりで下を向いている。 すると「はい、そちらの方、どうぞ」と言う声がするので どなたか手を挙げたようでございます。 「えっと…」 え?その声はしおさんじゃん! 「えっと、…『影を慕いて』かな?」 えーーー!!!それって、古賀政夫なんじゃん? それって、大正琴 なんじゃ? あーーーー!! もう、お願いだから、「星影のワルツ」とか言わないでくれよ。 それ、遠藤実 だからね。 私は 古賀政雄 と遠藤実の見分けがつかない。 

お二方とも、ちょっと苦手。 だけど、別にお見合いしろって言われてる訳ではないから 大きなお世話。 
演奏が終わった後に 「では、ご希望の方に体験して頂きたいと思います。どうぞ、 こちらにいらして下さい。いかがでしょうか?」 にこにこと見渡す お嬢さんに 「コイツ やります!」と言うように しおさんを手で指し示すと マジ怒りで 「てめぇ!ふざけんなよ!」と言う。 下を向いたまま 私の腕をつかんで 「やったら、ぶっとばすからな」と小声で言っている。 そう?やりたいのかと思った。 「どなたかいらっしゃいませんか?」
私は腕をつかまれているもんだから 今度は その腕ごと上げてやろうとすると…。 これが、渾身の力を込めて 膝に押し付けている。 催眠術をかけられた人が 「はい、手が膝から取れません」と言われると 絶対とれなくなってしまうみたいな感じで。 引き剥がそうとすると膝まで上がってくる。 そうか…そんなにやりたくないのか… 勘弁してやるか…と思ってほっておく。 すると とても美しいお嬢さんが となりの部屋から来て 「お教え致しますから、初めての方もどうぞ」 と言っている。 すると…
「はい!オレやりたいです」と言うと 同時に手を上げて立ち上がる人が。 しおさんなんすけど。 ええーーー!!! 一分前までのあの態度はなんだったの? 信じられないよ。 竜宮城状態 _450s.jpg)
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わざとわからないフリして 聞く しおさん。 「…えっと、3本目ってどこですか?」 数えろよ! 「老眼で…良く見えない。僕、乱視もあるもんで。」 嘘をつくな、嘘を! 『僕』だって。 初めて聞いたぜ。 

真剣な表情で「さくら」を演奏中の しおさん 
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