| 4月25日 娘に昔話をしてみる 今年の桜もすっかり散ってしまった週末 娘 1 に付き合って出かけました。
午前中はいつもの様に会社説明会の 娘1と 昼過ぎに銀座で待ち合わせる事にした。
しかし、子供も20過ぎると…結構面白い。 「へーーー!!」って言う事ばっかで。 「へーー」というのは、「成る程…」という意味ではなく。
「ばっかだぁ…あんた、そんな事してんの!」って意味。 その意外性に結構笑えたが、ここでは書けない。 差しさわりが多すぎて。
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新宿で用事もあったので新宿に戻り 野村ビルのハシヤでスパゲティーを食べました。
「あんたねぇ、『たらこスパゲティー』なんて 普通に食べてるけどねぇ、 最初に出てきた時には、そりゃ、衝撃だったんだから。 その、最初に出てきた時のチャレンジャーなのよ、ママはっ!」
といきなり、吹っかけてみたが 大した反応はなかった。
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私が最初に食べたのは、出来て間もない 渋谷の…なんか、さびれたような坂道の所の ホントの壁の穴…みたいな「壁の穴」。 つれていったのはボーイフレンドですが
この人は、なんだか、やたら変な所ばかりにつれて行くので 私は凄くいやでした。 「チャレンジ精神が無い」というのが 数多い私の欠点でありますが
それに基づきますと 「食べたことが無いものは食べれない」になります。 『たらこと納豆のスパゲティー』と食べろ と言われて 「わーーい、いただきまーす」とは言えない。 メニューの中から
タラコとかウニとか あさりとか納豆と関係がない 「ソセージとベーコンとキャベツのスパゲティー」 をいつも頼んで 「『壁の穴』に来てこういうものしか食べないのは ダメだねぇ」 と言われました。 …だから、壁の穴 来たくないんだってばよ。 コイツが連れて行ったのに、
もっと嫌だったのは同じ渋谷の カレー屋だったのは ……前にも書いたな。
カレーを食べに行く…と連れて行かれて アジャンタとかボルツみたいんかと思ってると
喫茶店? どうみても、昔の喫店。 とにかく、怖い。
暗い…。 店に入っただけで怖い。 なんか…民芸品みたいなのが あるふうだが、良く見えない。
業務用冷蔵庫もある。 暗闇に慣れてない目で
そろそろ進んで、手探りで 座って、メニューと見ようとすると 「いらっしゃいませ」とも言わずに おじさんが、後ろから近づいて
「たまごむるぎ?」と言う。
何語?チベット語とか? ぎょっとしていると彼はそれに答えて
「たまごむるぎ」 と言っている。 おじさん 「たまごむるぎ?」 客 「たまごむるぎ」 おじさん 「たまごいり?」
客 「たまごいり」 なんだそれ? 合言葉? 「なんなの?」というと
それは、カレーの種類なんだそうだ。 見ると メニューにはいくつかあって 確かに「たまごむるぎ」も書いてある。 しかし
「たまごむるぎ?」 「いえ、カツカレーとハヤシライスお願いします」 とはとても言えない雰囲気なんだよ。 いつも遅い時間に行ったせいか 客は誰もいない。 なんか奥の厨房では魔法使いのおばぁさんが 大鍋を木の棒で掻き回してても 驚かない…みたいな感じ。 そんで出てきたものはカレーなんだけどね そのご飯の盛り方が、また怖いんだよー。 今、ネットで見たら、まだあるみたい。
ファンの人もいるみたい。 通の人によるとかなり美味しいカレーらしい。 しかし…謎のカレー屋とかも書いてある。
「カレーは美味しかったけれど、 店の人が凄く感じ悪くて 二度と行きたくない」と 書いてあるものも結構あった。
たまごむるぎーの事が 上手に書かれている ブログがありました。面白いー。
どうして、たまごむるぎ以外は頼めないのか の謎が解けました。 http://plaza.rakuten.co.jp/hondice/diary/200509150000/
http://plaza.rakuten.co.jp/hondice/diary/200510210000/
http://plaza.rakuten.co.jp/hondice/diary/200511030000/
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その彼とは、随分食べ物で喧嘩したなぁ…。 いくらでも思い出しそうだ。 これも、渋谷だったような気がするが
「粉と卵」という洋菓子屋というか、 喫茶店に連れて行かれるのも 凄い嫌だった。 食べるのは…
クレープ・シュゼット 私、これ嫌い。
オレンジソースで煮込んだ様になってて リキュールがかかっていて やたら、ご大層に出てくるやつ。 平たい鍋のようなものに入れて 下にバーナーが入っていて (旅館の晩御飯についてる鍋みたいな感じ) それをワゴンで持ってくる。
そこで作る。 作って持って来てよー。 なんで、こんなもんを、
ナイフとフォークで喰わなきゃなんねーんだよ。 実は私、
「粉と卵」という店の名前だけでかなり嫌になってるから 出てくるものはなんでもやだ…な感じ。 いかにも 「 …うち、ちょっと、普通とは違ってます」的な感じが。
ごめんね、今は許せるんだよ。 どんな名前でも。
壁の穴に拒否反応示したのも 「タラコとウニと納豆のスパゲティー」とか言う 料理の名まえの付け方だったと思う。
私がいつも食べていたのは
「若者のアイドル」という名前でした。 .....................................................
まま 娘
「『若者のアイドル』下さい」って言ってみなよ!やでしょ?
「嫌じゃないけど…。全然。」
ダメだ美的センスが違う。 「そんなんで怒ってたら 「森の妖精たちのスパゲティー」とか
「魔女と7人の小人のグラタン」とか 「帽子をかぶった天使のスフレ」とか もっと怒るわけ?」
「当たり前です。」
「ママ、変わってんね。変わってるとは思ってたけど」
…どうも、感性が違うようだな。
「じゃ、これは、どうよ?」と
もひとつ言ってみた。
じゃ、もっと喧嘩になったのを教えてやるよ。 ママはね、ジンギスカンの鍋が怖いのよ。
 だから、ジンギスカンを食べに行きたくない。
ついでに言うと、しゃぶしゃぶの鍋も怖い。
だから、瀬里奈も行きたくない。 肉は食いたい。
だけど、鍋がダメ。 嫌い…とかじゃなくて怖い。
ママ、お侍さんじゃなくて良かったよ。 鎧なんて着て出てこられたら もう、戦う前に、それだけで降参だから。 あれ?お侍って鎧着てない? ちょんまげ? 影武者はあれ、なに? 「でね、だからね、しゃぶしゃぶ食べたいんだったら
違う人と行って下さい。私は行きたくない」 って言ったのよ。 なのに、しつっこいのよ。
「もう、後には引けない…」位の勢いで 「行くぞ」って言う。
嫌だって言うのに、ママを引きずって行ったんだよ。
車に乗れって言うから 「行かない」って言ったのよ。 「粉と卵」だって我慢してんじゃん。
「カフェテラスという名のカフェテラス」なんていう 変な名前のカフェテラスだって、 我慢して行ってんじゃんよ。 だけど、しゃぶしゃぶだけは嫌だ
って。 したら、そいつはよ、
こう言ったのよ!! 「しゃぶしゃぶ鍋が怖いなんて…… 怖いなんて、そんなの…そんなの… ちゃんとした女じゃないっーー。」って。 どう? こんな理屈、初めて聞いたわよ。
「ちゃんとした女」ってなに?
で、ママは言ったわよ。 「どういう意味よ、それ?」 「…だから、しゃぶしゃぶ鍋が怖いなんて 言わないように、小さい頃から躾られてないの?」 え?親の躾が なってないと?  これね、車に乗る前のマンションの駐車場の
前の道で喧嘩してたんだけどね、 ママ、頭にきてね…どうしたと思う?
「わかんない」
 「あのね、マンションの入り口の脇の植え込みに
走ってね、そんでね、しゃがんでね。」 「うん…」
「何したと思う?」
「…おしっこ?」
…なんで、おしっこするんだよーー。
植え込みの所から石拾ってね そいつが、自慢にしてるピカピカの BMWに……石投げたのよ。
両手に石を握って、
「もっと、投げるからね」って。 どう?ママ強い? 「……ママが、若い頃って日本って
砂利道だったのか」 砂利道な訳ねーだろ!! 東京だよ! だからぁ…植え込みの、小石が敷き詰めてある 所から
拾ったって言ってんだろうが。 聞いてたのかよ。
「でね…ママは、こいつと結婚するのはやめようと 思ったんだけどね、向こうもそう思ったと思うんだよね」
「そうだね。 だけど…なんで、ジンギスカンの鍋が怖いの?
じゃ、鍋焼きうどんの鍋も怖い?」
「…怖くない。全然。…鍋焼きうどん美味しい」
「やっぱ…理解不能かも。 ママが悪いんじゃん? 普通…石投げようと思う?
」 「だって…武器がなかったんだもん」
「……武器が欲しいと思うのが変。 やっぱ、前世はお侍だったんだよ。 それか、原始人」」
前世は原始人って、それってスピリチュアルな話なの? 前世じゃなくて、先祖は皆 原始人なんじゃないの? 北京原人とか。 いやぁ…親子でも、こんなに感性が違うのかぁ…。
面白いなぁ。 ↑
人が写真撮ってるのに、 平気で前を歩く、感性が違う娘。 |