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3月13日

しおさん家庭教師になる の 巻き

日ごろ お世話になっております塩さんに
このたびは、娘の家庭教師なるものをお願い致しました。

直前特訓みたいな感じです。

まぁ、友達とはいえ
親しき仲にも礼儀ありです。

それは、もう、三顧の礼を持ってお迎え致しましたです。


良くわかんないな… 三顧の礼

 

 「もし、もし 塩さん?あたし…。
   あのさ、数学のここがわかんないんだけど
   ルートが…なんたら、かんたら」

しお先生、なにかご説明頂いてる様子。

 「何言ってんだか、全然わかんない。
  あのさ、来て教えてくんない?

 三顧の礼になってます?これ。

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という事で、次の土曜日に来てくださるとのこと。

「おう、聡子、俺さ、午後イチって感じで勉強はじめるからよ。
ちゃんと行くよ」

すいません。
折角のお休みを…。

午後イチって…お昼過ぎだよな。

私は、申し訳無い事に午前中外出しておりましたので
お詫びのお電話でも せにゃなるまい。

時間というのは皆様ご存知のように

 

日本時間  JST Japan Standard Time

グリニッジ標準時  GMT  Greenwich Mean Time

協定世界時  CUT  Coordinated Universal Time

とありますが、もう一個あります。

 

 

しお時間

これはどういう時間かといいますと

2時に新宿…という約束をしていて 2時半になっても
来ないので、家に電話をしてみると
寝ていた…という時間です。

という事なので、一応お昼に、そろそろ起きて貰うべ…と
メールをしてみた。

先生に「起きろ」とも言えないので

「おはようございます。今日は宜しくお願いします」

「おーー!!もう勉強してるよーー」


 「どこで?」
「どこでって、お前んちだよーー」


 「うそ。いつから?」
 「11時半」

す…すいません。
ホント、申し訳ない。

どうやって感謝の気持ちを表したらいいんだろう。

あ…。

 「しおさん、早くからありがとね。ごめんね。
     あの、ベランダにアタシのパンツ干してあるから。
     見ていいから。」

 「結構です」

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それから、急いで家に帰ると、ホントお勉強してる。

じゃ、静かにしてないと…と台所の隅の椅子に座って

本を読んでいると、トイレに立った塩さんが、
私の所に来ました。



「よう、聡子。…あの、なんだな、この前来た時より
家の感じが変わったね」

「え?そう?変わってないよ」

「変わったっていうか、なんて言うか…
物が…というか、いろんな所に物があるなっていうか…なんだな」

「…それって、掃除してないって言いたいのか?」
「おまえ!!そう ハッキリ言うなよ!!!」

…やな感じ。

掃除すりゃいいんだろ。
うるせーな。


先生にお泊り頂いた 娘1の部屋。

 

しおさんが、ピンクの布団に寝ると思うと
凄い気持ち悪い…というのが娘の感想です。

しお先生が日記にお書きになった

聡子は居間と隣り合った、
居間との間の壁が大きくくり抜かれ窓が出来ていて
居間から中の様子が見えるようになっている台所へ移動した。


という、とても凝ったつくりの台所は

ただの カウンターキッチン

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しお先生が

子どもが勉強を教えて貰っているのに
母親は、和室にごろんと横になり寝たかのように
日記に お書きになった 和室。

そーーっと、ふすまを開けて、ずるずると掛け布団を
引き出した、押入れは左手。

ま、寝たのは、ホントですが。
寝ている、私を起こして、

「よう、聡子。俺にも布団くれ」と言って
先生が、横に寝たのも本当です。

子供が練習問題してる間に。

こんな所を夫に見られたら、
どうにも言い訳が出来ない 現場だわ…
と思いつつ 眠くて起きれなかった。

どうにも言い訳ができない…というか
誰も言い訳を求めない…というか

ただのゴロ寝。

こういう所が塩先生の人徳です。

…そうか?

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先生がお勉強を続行して下さっているので
コーヒーとかお出しするのに

「しおさん、せめてものお礼に、
らんぱぶ やりたいと思いますが、
どんなんがお好みでしょうか?」と聞くと

「あ、俺、そういうの見慣れてるからいい」

わかってます。
HPに書いてますもんねぇ。
だから、私、そういうのがお好きって知ってんだもん。


「俺が小さい頃さぁ…夏になると」

はい?

「三重の田舎でさ、おばあさんが、
井戸で水汲んで、スイカとか冷やしてて」

え?なんの話?

「あのころってさ、みんな、おばぁさんは
上半身裸で…」

てめぇ…見慣れてるからいいって
私は、その三重の田舎の、おっぱい丸出しおばあさんと
同じだっつーーの!!?

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頭にくるなぁ…。

でも、こういう事もあろうかと、ちゃんと仕返しは
前もって考えてある。

前日に先生の着替えを買いに行きましたが

さぞ、嫌がるだろうと思って
こんなん買ってやりました。

キティーちゃん、パンツ。

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「しおさん、着替えは、ベッドの上に置いたからねーー。
お風呂は勝手に入って下さい。

おやすみ」


ふん、ざまみろ。

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翌日は、夕方 駅まで、お送り致しまして
メールをしました。

「しおさん、今日は本当にありがとね。
    気をつけて返ってね」

「おう。こっちこそ、着替えとか食事とかありがとう。
    気を使って貰って悪かったね。

    あ、それから、パンツありがとう。
    可愛くて、俺、相当お気に入りだよーーー!!」

げーー!!!

せっかく、嫌がるだろうと思って楽しみに買ったのに
喜んでたのか…。

がっかり。

勝負下着にして下さい。

本当にありがとうございました。