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9月03日
she was born on the third of September
it was 16 years ago
そろそろ、夕飯の支度でもしなければ…と
外出中の娘Aにメール。
すると
今日は娘@と ごはんを食べるので、食事はいらないだって…。
そーーゆーー事は、早く言えよ!早く!
夕食を作らなくてもよくなって、いきなり暇になったので
あ、そうだ、書かなきゃいけない書類があった…
とパソコンの前に座わると、夕暮れの空に月。
窓から入る風はもう秋。
そうか…もう、9月なんだなぁ。
あ……、9月3日
娘の誕生日だ。
忘れてたじゃん。
子供が中学校に入るまで
誕生日、おひな祭り お月見 クリスマス と
年間行事は全部家でやった。
毎回総勢で10人を
超える集まりで、それが年に何回もあるので
私はすっかり、大人数の食事の用意に慣れました。
相撲部屋のおかみさんにだってなれるんじゃないかと
思いましたわ。
前日には、パースデーケーキを作るスポンジを焼いて
冷蔵庫に入れ、当日は蒸し器には茶碗蒸し、鍋には
煮魚 オーブンには キッシュ…と八面六臂のお働きの、
母親の苦労を 感謝するどころか、娘は
「あーー、みぃちゃんは、いいなぁ…。
ペコちゃんで、お誕生日なんだってーー。
フジヤでお誕生日して貰えるっていいなぁ」
と言っていたんでした。
恩知らず。
幼稚園のスモックも、小学校の上履き入れも
全部作ったのですが
セーラームーンがついた上履き入れが欲しかった
娘は、充分不服そうでした。
上履き入れで、頭たたいてやろうかと思いました。
親の心 子知らず…と思っていましたが
今、思えば あれって親の自己満足だったかも。
親子喧嘩になると
「一体、誰の為にやってやったと思ってんのよ。
だいたいアンタはね、感謝が足りないんです。
そういう事で世の中渡っていけると思ったら
大間違い。 」
と当然言いますが
考えてみると、ああやっていた時期は
楽しく、幸せだったなぁ…と思います。
実は「誕生日を祝う」という事が
薄ら恥ずかしい私は小学校卒業と同時に
すっぱり、誕生日をやめてしまい
そういう所も、不可解かも。
よその人に
「ママが パンもケーキも お菓子も作ってくれていいわねぇ」と
言われると
ケーキもクッキーも嫌いな娘は、うんざりしていました。
考えてみたら、ケーキもお菓子も私が食べたかったんだった。
「親がピアノを弾く人は、満遍なく子供をピアノ嫌いにする」
の法則どおりに、バイエルを よたよた弾く子に、横でガンガン言って
レッスン嫌いにさせました。
フジコ・ヘミングは お母さんが鬼のようにガンガン言っても
芸大に入ったのに、おかしいなぁ…。
もう、凄かったって言うよ。
間違うと、物指しで叩くわ、
「こんなん弾けないんだったら、死んでしまいなさい」
とか言うわで。
なのに、ラ カンパネラだよ。
うちの子なんか、先生に注意されると
不貞腐れて、グランドピアノの下に寝そべって
出てこなかった 。
ピアノの下に もぐって、引きずり出す。
ズルズル…。
偉い違いじゃんよ。
なんでよ。
解せないわ。
そっか、うちの子はフジコ ヘミングじゃないからか。
なんだ、簡単じゃん。
ずいぶん前に
親が、『勉強しろ、勉強しろ』とうるさく言って勉強嫌いの子になり
親が、『勉強しろ』と一切言わなくて、勉強しない子になり、
所詮、どっちでも、やらない子はやらない
やる子はやる。
と書いてあるのを読んだが
そういう事なんだろうなぁ。
しかし、親としては、言わずにおれない訳よ。
当分、この戦いだろうなぁ…。
体力がもつか? 私。
東京 目白 国際聖母病院
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今頃、娘同士、
「だいたい、ママってさ…」
と母親の悪口を言っていると
思われる 娘 Aに
お誕生日、おめでとう ございます
今後は、一層のご勉学に励まれます事を
影ながら お祈り申し上げます。
今後 は の意味を お汲み取り頂ければ幸いです。
つか、早く帰ってきて部屋かたづけろ、部屋を。
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