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真珠のピアス考
友達が、原宿に住んでいた。
表参道のキディランドの所を入った所に…。
まぁ、こんな所のよくもまぁ、こんなボロアパート見つけたねぇ…
というような風呂無しアパート。
しかし、目の前が風呂屋だった。
しかし、彼はその部屋をアンティークにしていて
それは、それで素敵ではあった。
…で、当然の如く、そこは、友達のたまり場になってしまった。
用もないのに、アパートの窓ガラスを叩いて、
「…オサムーーいるー?」
今の原宿がどうなってるんだか、全然知りませんが
学生だった頃、毎日、原宿 青山近辺にいました。
原宿と青山の店を何軒か回れば、誰かがいるという具合でしたから
彼はたまったもんじゃなかったと思います。
んで、
「実家に帰るわ。勉強できねぇ」
…そりゃ、そーーでしょう。
で、引越しを手伝え…というワケです。
「お前らのせいで、俺は実家に帰るんだ…」と。
…そりゃ、申し訳なかったねぇ。
だけど、アンタだって、実家が都内にあるのに
毎日青山にいて、帰るのがメンドクサイから、アパート借りたんじゃんよ。
男4人で、荷物を運び出した後の、ゴミの片付け、掃除をしろ…と
裕子という女とワタクシが命令されました。
はい、はい、やりますよ。
雑誌を縛って、窓を拭いて、床を掃いて、
あ、そこのすみに落ちてる、ハンカチを拾って、
ハンカチを……。
……ハンカチ……。
裕子…、これ、パンツだよね。
ベッドを運んだ後の床にパンツ。
…しかも、2枚。
裕子と私は、パンツを横に立ち尽くしました。
「…これ、パンツだよねぇ。彼のじゃないよねぇ」
「うん…。ベージュのレースのパンツははかないよねぇ」
女性同士でも、持ち主のわからない
下着を手に取るのは、悪いような気がしました。
「やめよ。掃除」
「うん。やめよ」
パンツの上に、ハンカチをかぶせて、帰ってしまいました。
彼の実家に電話をした。
「あのさぁ…、部屋にいいもんがあるから、来てみな」
「なんだよ、全部捨てといてくれって言っただろう」
「…だから、いいもんがあるんだよ」
「なんだよ」
「いいから、あとで、片付けにきなよ。私達帰って来ちゃったから。」
「なんだよ」
「あ、…彼女と来ない方がいいかもよーー」
彼の電話を切った後に、裕子と私は皆に電話して
「治のアパートに女の パンツが2枚落ちていた…」と
報告しました。
そんで、
「……あのさ、パンツ忘れた女の人って、どうやって
帰ったんだろう」
とか、皆で言い合ったんでした。
「一枚持って来て、それを、捨てたとか」とか
「だったら、ヤツ、相当、恨まれてるよねぇ」とか
「修羅場になって、週刊誌とか来たら
『そのうち、誰かにやられるんじゃないかと思ってました』って
言っちゃう?」とか
この様な体験をしておりますので、
真珠のピアスを聞いても
「ふん!ピアスぐらい!!あたしが見つけたのはパンツだよ!」
とか思ったんでした。
修羅場にはなりませんでした。
彼氏じゃないので。
彼は、やたらモテル男で、
いつも、のけぞるような美女と付き合っていました。
彼が来ると、その辺の美人を根こそぎさらっていく…というので
男達に嫌がられていました。
女性が露骨に彼しか見ないんだよ…。
そういう、モテル男に『女』としてのカテゴリーから
完全に外されている、自分はなんなんだろう…
という事は考えもしませんでしたから、
あたしって、バカだったんだろうな…。
つーか、どうして、彼が女性にそんなにモテルのか
ちっともわかんなかった。
うんちに行くときに、部屋でズボンとパンツ脱いで行かないと
トイレ行けない男のどこがいいのか…。
うんちがつくと困る…というのがその理由。
どして、トイレに行くと、パンツにウンチがつくと 思うのか不明。
その彼に…
「誰のパンツか、よーーっく、考えてみろ」と
詰め寄ったりして、面白かったです。
真珠のピアスを聞いて
あれの、真似しちゃった人も、されちゃった人もいるのかなぁ…。
だけど、考えてみるとね…。
新しい彼女と、引越しの予定があるのに、
まだ、前の彼女と素敵な事しちゃうような人は、
自分の女に引越しの手伝いなんかさせないと思うなぁ…。
手伝わせるとしたら…、お母さんか…
裕子と私の様な、うんちしてる所を見られても
恥ずかしくないような、女友達だよなぁ…。
だから、ピアス見つけられたりしても
「あ、痛っ!こんなもん踏んじゃったわよ」
と捨てられるか
「あ、私がこの前、1つなくしちゃったヤツと同じ!!
ラッキー」
と貰われちゃうか…。
しおさんが、奥さんに言い訳できなかった…という更新を
読んだせいで、色んな事、思い出してしまいました。
しおさん、有難う。
この手の話題には、甘夏と私が、ハイエナの様に
喰いつく…という事で、内心苦々しい思いを抱いていたようで
私が、ランパブの話にエラク興味を持ったとか、
書かれてしまったじゃん。
聞きたいのは、ランパブの話じゃなくて、
しおさんが、女性関係で窮地に陥った話なんだよなぁ…。
「そんで、そんで?どうなったの?泣いて謝った?」とか…。
それを、
「ランパブの○ちゃん、あれは、俺にほれてる」とか
ランパブの話に摩り替えるのは、リチャード・しおです。
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