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撮影:甘夏
7月18日

久里浜で花火大会がありました。
「かやまミートで、肉、喰わしてもらうべーー」と
しおさんと、甘夏と一緒にお邪魔しました。
しおさんなんか、いつ来るかわかったもんじゃありませんが
甘夏は「5時半ごろ着くーー」とメールがありましたので
少し前にお店についていた私は、
久里浜の駅まで、迎えに行きました。
したら、しおさんからも、
「俺、もうじき着く」と電話がありましたので、
一緒に久里浜の駅で、甘夏を待つことにしました。
駅の改札は、浴衣姿の待ち合わせの人でいっぱいですので
階段を降りた、ミスドで待つことにしました。
店に入ると
「あ、聡子、俺、アイスコーヒーでいいや」
…買ってこいっつーことか…。
はい、はい。
で、黙ってコーヒーを飲むかと思ったら
「甘夏、これるかな、アイツ大丈夫かな。
絶対にこれねーーよ。ミスドなんて、あいつには難しすぎだよ。」
と、メールしたり、電話したり、
うるせーー、うるせーー。
やっと、甘夏が来ると、塩さんは、飲み物となんとドーナツまで
買ってきて、甘夏の前に置きました。
…ずいぶん、態度が違うじゃんよ。
甘夏は日記でおなじみの、メロリーちゃんとお兄ちゃんと一緒です。
初めてあったとは思えないほど、人懐っこくて、かわいい!!
大人3人、子供二人で、無理やり一台のタクシーの乗って
かやまミートに行きました。
「すいません。海の近くまで行きたいんですけど
なるべく近くまで行って貰えます?」としおさんが
どこへつれていかれても文句言えないような、行き先を告げました。
浴衣姿の人が、ぞろぞろと歩く道を走っていると
運転手さんが助手席のしおさんに、言いました。
「りょうですか?」
はい?
…りょうですか?…って、漁ですか?だよな。
ぎゃははははーー!!
こんなお祭りの日に…しかも、女性と子供づれにも係わらず
…しかも、こんな夕方に
「漁ですか?」と聞かれてるよ、しおさん。
聞こえないフリをしている塩さんのかわりに、私が
「はい、イカ釣りなんです。」」と答えると、しおさんは
後ろを振りかえって、
「聡子、ばか、お前、うるせーーよ。」と言いました。
だって、お返事しなきゃ、失礼だよ。
久里浜でイカが捕れるのか知らないけど
夜やってる、漁って、私、イカしかしらないんだもん。
久里浜のお祭りという事で、嘉山さんのお友達や、ご近所の方が、
店先に寄ってくださって、気心の知れたお仲間で、和気藹々です。
あっちこっちのテーブルで盛り上がっています。
お店の裏に行くと、嘉山さんが買っておいてくれたお米が
ありましたので、
甘夏と「おにぎり作ろっか…」という事で
おにぎり作りをしました。
甘夏が、それはデカイ握り飯を作ったんで、
私は魂消ました。
こんな華奢な人が、こんな小さい手で
こんなデカイ、握り飯作るとは…。
甘夏、それ、デケーよ。
食べようとしたら、顔が埋まるじゃんよ。
…とかなんとか言いながら、店の裏でヘレヘレ楽しんでいました。
それが終わって、
しおさんにお守りをさせていた子供達二人をつれて、夜店が出ている
通りに行きました。
「お仕事が終わるまで、しおさんの所でおりこうで
遊んでたら、あとで、1つだけ、お店でなんか買ってあげるね」と
約束していたので、 メロリーが、10分置きに
店の裏に走りこんで来ては、
「聡子さーーん、まだ、おりこうに、しおさん見張ってないとだめ?」
と来るんですわ。

メロリーが「ぴろろろーー」の笛を選ぶのを
微笑ましくみている、しおじぃさん
…の様に見えますが、メロリーが
キティーちゃんの笛にするか、ぴかちゅーにするか
悩んでいると、しおさんが…
「…聡子、俺、これ」
と手に握った笛をみせました。
仮面ライダー……。
お前一体、いくつだよ。
さっきから、
「早く、決めろよ」的なオーラを撒き散らしている
お店に人に間髪入れずに、有無を言わせぬ調子で
「二つですね。1000円です」とか言われ、
反射的に千円札を出しながら…
「これ、あたしの夫じゃありませんから。他人ですから」
と言おうと思いましたが、やめました。
「旅の恥はかき捨て」とか言うから、もう、どうでもいいですわ。
…で、後は氷でも買ってやって帰ろうと思っているのに、塩さんは
子供達をつれて、どんどん、先に行ってしまいます。
「ねー、しおさん、もう帰るよ」と言っても知らん振りです。
メロリーの吹いている笛に合わせて踊りながら、
人混みにまぎれようとしていると
甘夏がブチ切れました。
「ちょっと、しおさん!!帰るって言ってんでしょっ!!
何回言ったらわかんよっ!
あたしたち、まだ、なんにも食べてないんだからねっ!!」
すると、しおさんは、
「お、…俺だって、俺だって、ずっと子供達に肉焼いて、喰わせてだけで
なんにも喰ってねーーんだよっ!!
なんだよ、自分達だけが、働いてたような口ききやがって。
俺はな、飛行機やったり、空中飛ばしたりして、
普段使ってねぇ筋肉使って、明日、筋肉痛で会社行けねーかも
しんないんだぞ 」
と口答えしました。
……あ、仲間割れ…。おもしろいっ!!
…と思って見てようと思いましたが
良く見ると、しおさんが涙目になっているので、
あ、まずい…と思って
「あ、これ、甘夏が悪いよね。甘夏が一番悪い。
こんな悪い奴いないよ。驚くよ。
あたしが、しおさんに、肉焼いてあげるから。
一番いいところを、
嘉山さんにめっからないように、冷蔵庫から泥棒してあげるから」
となだめて、手をつないで帰りました。

反対側の手をつないだ、メロリーがそっと
「聡子さん…しおさん、お肉食べたら泣きやむ? 」
と聞きました。
空には、降り注ぐような花火がありました。

お店の冷蔵庫から、お肉、泥棒中
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凄い大きいバイクに乗ってるんだなぁ…と思っていた人が
「これ…娘」と、かわいいニコニコした、お嬢さんと現れて
「…良いお父さんなんだなぁ…」と思ったり
去年は彼女だった人が奥様になって、素敵な
浴衣姿でお会いできたり楽しかったです。
BBQが一段落すると…お店の奥のパソコンの所で、
なんか、機械を見つけて、しおさんが
「おう、嘉山これ、なんだ?やってみてくれ」と
目をらんらんに光らせて言いました。
「これ、なあに?」と聞くと、しおさんは
「これは、女子供には、わかんねー男同士の話だ。
口挟むんじゃねぇ!」
と 言いました。
さっき、泣いたのを慰めてやったのに、えっらそーーにっ!
仲間はずれにされた、私が、つい、床に寝転がって見ていると、
しおさんが「おーー!!これか!」と
立ち上がって、パソコンの画面を覗き込む度に
腹とか足を踏まれました。
「お前、下みろよな…。あたしが、いるんじゃん!!」と思っていると
今度は、嘉山さんの椅子のキャスターに顔を轢かれそうになりました。
そんな危ない思いをしつつ、頭の上でしおさんが
「おい、嘉山、俺、これ買うよ!!絶対買うよ。
うん、マジで…。これ、なんつー名前?」とか言うのを
「さっきは、『おれ、木工本格的にやるからよ。
彫刻等スゲーの買うよ』と言ってたよな」とか
思いながら聞いていました。
そんなこんなで、楽しい一日でした。
嘉山さん、皆さん、ありがとうございました。
写真は全て、甘夏さん撮影です。
THANX
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