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KAYAMAMEAT
Diary


a la mer, de la mer, pour mon cheri

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物価上昇率

5月01日

皆さん、GWでお出かけかとは思いますが…
どこにも行く予定の無い私は、今日も「思い出し日記」など
書いてみようと思います。

いい天気なのに…。

…どっこも行かないし。

みんな、いいな…。

ま、いいや。

先日、真珠の話を書いていて思い出したのですが

前にね、友達と待ち合わせしたらね、彼女は
真珠をつけて現れました。

いくら友達でも、身に付けているものを面と向かって褒める
なんて言うのは、しないもんだとは思いますが
その真珠が余りに見事だったので、つい、言った。

「スゲーー。その真珠。 お母さん頑張ったわねぇ」

どして、「お母さんが頑張った」なのか。

あのね、女性は、宝石が大嫌い…という人は少ないとは
思いますが…、しかし
「…真珠のネックレスが死ぬほど、欲しいーー!!」って言う
若い人は、やっぱし、珍しいと思います。

真珠のネックレスなんて言うのは、大抵は
結婚する時に実家の母に
「必要だから持って行きなさい」と言われて
「そんなん、要らないよ。ババ臭。そんなに葬式ばっかないよ」と
言いつつ、ま、もらってきて、タンスの引き出しに箱ごとしまってある、
という扱いのものだからです。

それが……
やっぱり、欲しい…真珠のネックレス…と思うのは、30過ぎてから…。

しかし、その時には、子供の塾とか、子供のコンタクトレンズとか
子供のクラブの合宿費とか…
…子供の歯の矯正とか…、子供の……
もう、やめた。 気分わる…。

とにかく、子供にお金がかかって、真珠なんか買えない情況に
陥っているわけですね。

ほんと、親ってありがたいわーー。

でね、私が「お母さん、頑張って上等の真珠を持たせてくれたのねぇ」
と言いましたら…。

 

「違うわよ。麻美子(娘)のよ。」

 

「なに、それ。   麻美子、小2じゃん!!」
「姑が買ったのよ」

「あーー、それぶんどってんの?
……上手いこと、やったじゃん。 もう1個ないの?」
「ふん!」

「でも、なんで麻美子に真珠?」
「だからね、雅子様、御成婚の時にね、
『雅子様が、お嫁入りのお支度にお持ちになったのと
同じ真珠だから、麻美子が嫁に行くときに持たせなさい』と
姑が送って寄越したのよ」

この「送って寄越した」という言い方にトゲがあるじゃんね。
だめだよ、そんなんじゃ。

「買って送って下さった」って言えないの?

 

「ふーーん、凄いね……」
「あーー、ムカつく。毎年、
『あ、信子さん、あの雅子様の真珠どうした?』って聞かれるのよ。
そのたんびに、『いいものを頂いて…。ありがとうございます』って
言わなきゃなんねーーのよ」

「いーーじゃん、ただでもらったんだから、
あたしだったら、そんなん100回でも言うよ。……まとめて。」
「……『雅子様の真珠どうした?』ってどうするわけもないじゃんよ。
『あ、質に入れました』って言ってやれたらどれ程、すっきりするか。」

「だってさぁ、きっと高かったら、何回も言いたいのよ。
買っただけの、元はとらないと…」
「それがさ、これ、最初は80万って言う話だったのよ。
値段を言うのもどうかと思うけれど……。
それが、これ不思議な真珠なのよ……」

うん。なに?市松人形とかだと、髪の毛が伸びたり
するんだよね。

マリア像だと、涙流したりとか…。


「うん、そんな感じ……」

「それ、こわい?」
「怖いわよ。」

「でも、聞いてみる。教えて」
「次のお正月に姑が来たのよ。
『あ、信子さん、あの雅子様の120万の真珠どうしました?』
って言うの。


「うん……」


「で、夏休みに帰ったらね
『あ、信子さん、あの雅子様の140万の真珠どうしました?』
って言うの。

『雅子様の真珠どうしました?』って言うたんびに、
真珠 値上がりしてんのよ。

怖いでしょ?

 

「ぎゃはははーー!!!」
「今ね、この真珠……500万位になってると思うわ。

だいたい、『雅子様と同じ真珠』って言うのが嘘だと思うわ。
雅子様が買ったのと、同じ店で買った真珠って言うだけなのを
雅子様と同じ真珠って言ってるだけよ。

皇太子妃になる人の真珠なんて、
一粒いくらって言う真珠に決まってるでしょ?
そんなの姑が買えると思う?

こうやって書くと、凄い事言ってるみたいなんだけどね
友達って、すっごーーい、おじょーーひんな話し方する人でね、
それこそ、「紀子様」とそっくりなの。

「ねー、あんた、ちょっと、ネジ巻けてる?
もうちっと、早く喋れないの? 」な方なの。
「ごきげんよう」な方なの。

そういう口調で
「ふざけんのも、いい加減にしろよ。」って言うから
私、おかしくて、おかしくて……。

 

でも、わかるわぁ……。

私も姑がご自慢の、なんとか、なんとかという帯。

聞くたんびに、買った値段が上がるのを聞いておりました。


まるで、初めて聞いた話の様に聞かなくてはならないのが、嫁。
「立派な、おみ帯ですねぇ」とか。

「200万」とか「250万」とか「300万」とか聞かされて
感心したふりしつつ……
「…でも、売ったら二束三文…」とか内心思っているのは
言わなければわかりませんが、顔に出たかも。

「私が死んだら、聡子さんにあげますよ」と言ってくださったときに
「結構ですっ!」というタイミングが、ちっと早すぎたかな…と反省。

間髪入れずに「結構です」は「いらないっ!!」って言うのと
ひょっとして、同じ?
……あらぁ…困ったわ。

目は口ほどに、物を言いとか言うけど、
あたし、口が言った。

だって、帯だけあったって、着物持ってねーーんだよ。
浴衣しか…。

 

これは、娘の学校のバザーに出すために作りました。

 

浅草橋の問屋街で大量に買った、嘘パールですから、
材料費 100円位。

家庭画報だか、ミセスに載っていたミキモトの広告を
じーーっと見て、作った。……そっくりだよ。

したら、わかんねーーよ。 どっちが、100円か。

あ、私がしてたら、100円か…。 わかるじゃん。

 

 

これは、スワロフスキーのクリスタル ビーズ。

指輪も作ったよ。

 

内職状態でした。

もう、やりたくないよーー。



「雅子様と同じ真珠」というのは、嘘で、
「雅子様が買ったのと同じ店で買った真珠」というだけの話じゃん。
と彼女は言いましたが、こうも言いました。

「でも、それもね、…怪しいと思うのよ……、
雅子様って、お嫁入り支度の真珠を岡山のデパートで買ったと思う?」

……うーーん、思わないかなぁ…。

じゃ、なにが雅子様と同じだったんだろうか…。

同じ英虞湾で取れたとか?

「…そこんトコ、詰めて聞いてみてくんない?興味ある」と言ったら
「お断りします」と言われました。

こんなに、ブリブリ怒りながらも、その真珠をしている
おんな心もわかりませんが…。

「糸がバラけて、真珠が散らばっても、私、絶対に拾わない」と
意地は見せておりました。

あたし、拾う。

.......................................................................................................

でも、今、こんな事言っている私達
20年後、こうなってるかも。

「ねぇ、あなたがね、『ちょっと見てごらん、
この、血圧測定器 NASAが開発したやつだから
30万円もした。』とか言ってどんどん値上がりしたら
注意してやるよ」
と私が言いましたら

「だめだと思うわ。あなたもそうなってるから。
本当は、『…もし、個室に入ったら』という話なのに、
『この前、入院した個室は一日5万だった』とか。
お互いに、そういう事を言い合っていて娘達に嫌がられてると
思うわ」
というお返事でした。

そ……そうかも。

いいじゃん。罪がない遊びじゃん…。
言ってるだけなんだから、金かかんねーーし。


 

 

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