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KAYAMAMEAT
Diary
a la mer, de la mer, pour mon cheri
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思い出の残し方
3月20日

この前、キャメディアをわしづかみにして
設定メニューを出して 、わけわからんくなったまま
「セピア」というのを見つけ
「これで、撮ってみよっと…」と撮った写真です。
そうか…こうやって、撮るのか。
前に、嘉山さんのこういう写真を見て
「ねぇ、時々、カラーじゃない写真撮ってるでしょ?
撮ってない?撮ってるよ。見たもん。
それって、カメラが違うの?フィルム入れ替えるの?」と聞いて
「フィルムって、メディアの事?」
「メディアって…?」と
ワタクシの質問がまるで、理解されないまんま
「あー、いいや、もういい。忘れて」
と 今日に至っていた問題を、ワタクシは自分で解決致しました。
カメラの設定を変えりゃいいんじゃんよ。
かやまー、あたしの言ってる事、理解してくれよう。
というわけで、EOSで撮ったのと同じお雛様をキャメディアの
セピアというので、撮ってみると…。
これ、いいっ。
昔のお雛様みたいっ!!
「先生!キャメディアのセピアで昔のお雛様の写真撮れました。
素敵です。
地方の古い農家の蔵から、出てきた昔のお雛様みたいです。
じゃ、これで、私を撮ったらよ…
古い農家から出てきた昔の女みたいで
きっと、素敵……じゃないんじゃん。 …ちっとも 。
でも、撮りたい?モデルになる?」
と、嘉山先生にメールを送ってみましたが
いつも通り返事はありませんでした。
まったく、やまびこだって、「よべば答える」んだよ。
「やっほーー」
「やっほーー」って。
やまびこ以下。
なんか、もう、「王様の耳はろばの耳」状態だよ。
地面に穴掘って、言ってるのと同じ。
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話は、それましたが…
母の実家には、土で作ったお雛様があったそうです。
東京に来て、布の着物を着ているお雛様を見て、
「いやぁ…東京の人は、派手だなぁ…」とか思ったんだそうです。
「おばぁちゃんは、そういう行事を大事にする人でねぇ、
二月になると、箱をいくつも出してねぇ、その中から、
大事そうに 白い紙に
くるまれたお雛様を出して飾ったのよ。
お雛様は触っちゃいけないから、百合ちゃんと、やっちゃんと
さっちゃんと、子供達皆で、おばあちゃんの
周りに座って見てたねぇ。
蓬をゆでて、お餅に混ぜて、白とピンクと緑を重ねて
綺麗な菱餅を作ったっけねぇ。
あれ、どうやって、あんな綺麗に作ったんだろうねぇ。
聞いておくんだったねぇ」
と、聞いておいても絶対に作るわけがない母が言いました。
母の実家には、まだ、そのお雛様があるんでしょうか。
ずっと以前に、雑誌で、旧家の大広間にずらっと並んだお雛様の
写真を見たことがあります。
「…なんで、こんなに沢山」と思うと、そこには説明が書いてありました。
それは、代々のその家のお嬢さん達と、
お嫁さんがお嫁入りの時に持ってきた お雛様だそうです。
「…嫁には、お雛様持って来させて 、
自分の娘には、お雛様置いていけって 言って、
お雛様を集めたのか。このうち、ケチじゃん!」
と思いました。
…私の様に、そう思う人がいるからなのか、更に説明…。
お雛様というのは、女の子が受ける災いや病気を代わりに
受けてもらって、その子が健やかに成長できるように願いをこめて
用意するものだったんだそうです。
ですから、これから、お嫁に行く子は、その災いを持っていかないように
実家に置いていくんだそうです。
お嫁入り道具に持たせるお雛様は、
新しいものを用意するんだそうです。
昔は、母の実家の土のお雛様の様に、今のように高価なものでは
なかったんでしょう。
お雛様にこめる親の思いも、娘の健やかな成長を願うのは同じでも
願い方は 色々に変わると思います。
健康で幸せに育った思い出深い母のお雛様を、
娘に受け継がせるという 願い方も、
親らしい優しさだと思います。
お雛様は幸せの連鎖の象徴になるかもしれません。
小さい頃の、幸せなひな祭りの思い出が沢山ある お雛様を
嫁入り先にもって行くのは、心強い事でしょう。
思い出があるお雛様は何よりだと思います。
形はどうでも、大切なのは子供の幸せを願う親の気持ちです。
その気持ちに支えられて、険しい道を子供達は一人で歩きます。
うちのお雛様はどうなるでしょうか。
子供1号は、親王飾り
子供2号は、三人官女と
なんとなく、思っているんではないかと思います。
(人形がそれしかないので、「半分こ」って事で)
私は、家に置こうと思います。
娘達が独立した後に
段飾りを出す和室がある家に住んでいるかどうかわかりません。
…でも、春には、娘達の実家に、お雛様を出そうと思います。
思い出は、そこにあります。
私が、いなくなった時には、同じようにお雛様もして欲しいと思います。
娘達は名残惜しい気持ちを持ってくれるかもしれませんが
大切なものはいつも形があるとは限らないような気がするのです。

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