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KAYAMAMEAT

Diary

a la mer, de la mer, pour mon cheri


71



12月21日

ローストビーフを焼く女×2

かやまミートお料理教室へようこそ。


本日は、これからのクリスマス・お正月に向けてローストビーフを
教えて頂きます。

では、本日の講師は、しおさんのエンタメで、甘夏日記を連載中の甘夏先生です。

 

 

つうことで、今日は、甘夏とローストビーフを作りました。

もう、甘夏とはかれこれ、10年のつきあい…かと思ったら
この前の夏に会ったばかりなのですが……。

「同じものを見ても、お互い、まるっきり違うことを考えていること」とか

「どうも、テンポが微妙にずれるトコ」とか…

お互い「……なんで、そんな事考えつくかなぁ……」と思っているトコとか

「えーー!!信じらんないっ!それっ本気!」ってトコとか

歯車がまるで合わない友情を育んでおるわけです。

で、今回は…
ローストビーフを作りたいなぁとは思っていましたが
一人でやる度胸がない。

どういう度胸かと言うと、
失敗して、牛肉の塊を、ダメにする度胸。

そこでメールしてみました。

「……ローストビーフやりたい。
でも、作ったことが無い。
一人で失敗するのやなんだけど、やんない?」

「やる、やる!!やるに決まってるよ!」

…という事でうちに来てもらいました。

ローストビーフをいつも焼いている同じ棟の
奥さんにレシピを貰いましたが……。

これでいいのかな…。

不安。

あのね、絶対に失敗したくないから。
薄切り肉100gじゃないから。
塊って100g以上あるから。

かやまミートのローストビーフが美味しいのは
以前にも、書きましたが……


「そうだ、かやまミートに聞いてみればいいんじゃん……」

業務秘密とか言うかな……。
言ったら、やなヤツだな。

聞いてみると、全然秘密でも何でもなかったらしく
あっさり、教えてくれました。

「中心温度52℃で焼き上げる」
「わかりました。どうもありがと。じゃ。」
「どうわかった?」
「だから、52℃」
「どうやって、計る?」
「耳たぶ位の温度?」
「体温が52℃もあるの?」
「……。」


「中心温度計買って下さい」

「はい」

買いました。ミートセンサーって言うヤツです。

だけど、困ったな…。
…作ったことがないんです。

「中心温度52℃」ってわかっただけで、どやって作ればいいだろう。

もっかい聞こうかな……。

やめたっ、自分で調べよっと。


色々とレシピを調べましたが

240度で30分とか、220℃ 45分とかは書いてあるけれど

中心温度が52℃なんていう事が書いてあるものは
ありません。


もっと調べてみたら
1つだけ、ありました。

中心温度52℃ 2〜3時間。

そっか…。
そうだよ、どんぐらいの時間焼くか 教えてくれなきゃダメじゃん。


それは、なんと、お肉屋さんのレシピでした。

やっぱ、これって、お肉屋さん内部情報かも…。
「部外秘扱い」なんだよ、きっと。

だからね、「聡子の日記は下らない」とか思っても
時々は読む価値あるんだからね。


そっか…、やっぱり、52℃か…。

あ、あ、……かやまミートを信用してなかったとかじゃ
全然ないよ。
他の肉屋も言ってるから
そっか…と安心したわけじゃーーないんだからね。

 

では、作り方です。

まず、お肉ですが、この様に届きました。
あ、しばってくれてる、親切。

今回、やりますのは、こちらの オージービーフ  1797gと

 



こちらの和牛 725gです。


冷凍で届きましたので、前日に冷蔵庫解凍した所です。


肉に塩胡椒して、まず、オリーブオイルを敷いた
フライパンで表面を焼いて、固めます。

肉汁が出ないようにする為だそうです。

人参・セロリ・玉ねぎを切って天板に敷き
その上に、肉を置きます。




で、オーブンを80度にセットして、入れればいいだけです。


………あ、うちのオーブン 120℃からしかない。

仕方ない…。
120℃に余熱をセットしてスタートです。

時間は短めに一応90分に。

その間に、昨日の晩御飯の残りのおかずと、 ローストビーフのお肉を送ってくれるときに
一緒に送ってくれた、アジフライとチーズ巻きで、 昼ごはん。


あじフライは新商品です。後ほどご紹介します。

 

甘夏から、そりゃー面白い話を聞きましたが、
書いてもいいか、聞いてないので、今は書けない。

途中、何回か、温度を測り、約2時間で52℃ピッタリ。

 


急いで出して、お皿に…。

アルミフォイルに包んで、冷めるまで置く…
というのは、忘れた。

そのままお皿に置いちゃった。

暖かいうちに切ると肉汁が出るので
冷めてから切るとレシピに書いてあったので
お皿を真ん中に置いて、二人でじーーっと
冷めるのを見ていました。

(時々、手で押して『まだ、冷めてない』『柔らかいから絶対に
成功だよね…とか言いながら。)

(私、実はね、洗濯機も回ってるのを
……じーーっと見つめちゃうって言う癖がある。
…そう言うと、「私も、わたしもっ!」という人が
結構いるのには、驚く。)

で、冷めたので切ってみると…



こんなです。


スゲ!!!成功!!!!!

すごく柔らかい。


「聡子、あたし達凄いよ、こんなんできちゃって、天才だよ!!」
そ、そうかも……。

そうだよ。天才だよ…。

じゃ、売るほど作ってる、かやまミートはどうだ?
……すげ。

学校が休みだった子供も一緒に
食べました。

……おいしい。感激。

かやまミートのローストビーフと一緒!!!!
(……のような気がする。)

レアです。

(切り方が下手だったの。……ごめん。……ってか、切り方は上手かったけど
ナイフが切れなかった。
切れないナイフで切ると、こんなに切りにくい程、…やわらかいという証拠です。)




で、レアはちょっと、苦手…という方の為にこちらをご用意しました。

 

ミディアムレアです。


ご用意した…というのは、ホントは嘘。

大きいほうの肉の温度をはかるのに
忙しくて、同じ天板に並べた小さいほうの
お肉を計るのを忘れたからです。

二人とも、その事に気がつかないで
「おっ!49℃、もうちょっと」と
オーブンの前に、二人並んでしゃがんで 肉を見張っていて
足がしびれてすぐに 立てなかった、私達二人はあながち
歯車が合わなくもないという事が確認できて良かった……んだろうか。



途中で子供2が出てきましたので
「おばちゃんに、ご挨拶しなさいよ」と言いましたところ
甘夏は、眉毛をビビアン・リーみたいに、かたっぽだけあげて言いました。

「おばちゃん?」


………おばちゃんじゃないの?

え?………じゃ、おじちゃん?

そうとは知らなかった。


冗談よ、甘夏。
……あなたも、冗談やめるのよ。

そういう事言うようになったら、正真正銘のおばちゃんなんだからね。

でも、今日は寒かったのに、来てくれてありがとう。
楽しかったぁ…。

甘夏が、お料理の手際が良いのには、びっくり。
後片付けも、お皿洗いも全部して貰っちゃったし。
助かったよーー。一人だったら、失敗してたかも。

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NOTE:
レシピによると、一般的なグレービーの作り方は、
天板に残った肉汁を漉して、塩胡椒、白ワインを加えて煮詰めるようですが

……この焼き方で作ると、肉汁が全くでませんでした…。(写真をご覧下さい)

(もしかすると…これがおいしさの秘密かもしれません)

で、困った甘夏と私は、野菜をフライパンに移し、水を加えて沸騰させてから
漉して、それに、バター、醤油、白ワイン、フレンチマスタードを加えて
コーンスターチで、少し、とろみを加えました。

このグレービー凄く、美味しかったです。
これ、クレービーじゃないかも、知れませんが…。でも、是非お試し下さい。



 

 

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