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KAYAMA MEAT

Diary

+-- de la mer, a la mer, pour mon cheri--+



10月07日

今日は、長いよ。
おしっこ行きたい人は、先に行って下さい。
..............................

本は昔から好きでした。

ベッドの横に読む本が積み重ねてないと
安心できないという位の
…これって、読書家というより、活字中毒なんだろうなぁ。

かなりの量の本を読みますから
買える訳ありません。
全部図書館です。

団地内の歩道を、ふらふら歩いて10分ほど行くと
結構大きい図書館があります。

近隣の4市の10位の図書館と提携して相互に
配送の車が行き来している為、
リクエストした本は大抵読めます。

そこにないと、リクエストカードは県立図書館にまわり。
そこにもないと、なんと国会図書館。


良く知りませんが
国会図書館は、蔵書図書館とかで、日本で
出版された本は全てあるらしいので、
つまり、読めない本は無いわけです。

国会図書館から借りた本は、
貸し出し不可で館内での閲覧だけですが。




この様に、本を読むと言っても
楽しいから読んでいるだけで
それによって知識が増えるとか
教養が深まると言うワケでは全然ありません。(私の場合)

3歩、歩くと大抵の事は忘れておりますから。


しかも、私の読み方というのは、
小説にしろ、ルポルタージュにしろ、評論にしろ、
一人気に入った作家をみつけると
その人の著書を片っ端から読むという読み方ですので、
小説の場合は、ちょっと経ったらストーリーが
入り乱れいてるという事が良くあります。


本の装丁も…下手すると題名も覚えていません。


一番、よく本を読み込んだのは、高校生の頃だったと思います。
人間関係や恋愛関係、
友達に相談するというより
私は、それを、本に求めました。

恋愛関係に行き詰ると、逃げ場は本。

…どういう事なんだろう。
どうして、こうなんだろう。
こういう風にすると、人はどう感じるんだろう。

人さまざまの色んな考え方や感じ方を知るには
本が一番早いです。

それだけ沢山の、様々な環境の人と知り合って
考えを知ることは不可能ですから。

ま、よくある様に最初にはまるのが
フランソワーズ・サガン。

だって、おしゃれだもん、パリだもん。
アンニュイだもん、スノッブだもん。

彼女が18才で書いたという
「悲しみよ、こんにちわ」より私は
「冷たい水の中の小さな太陽」が好きでした。

女の子が産まれたら「ジョゼ」という名前にしようと本気で
思ったりしました。(ちょっとおバカ)

ジョゼに合う、苗字の人と結婚せねば…。

山田ジョゼ…うーーん、
太田垣ジョゼ……イマイチ。
亀倉ジョゼ…だめっぽい。

フランス人と結婚するという発想はまるでなく
日本人の合う苗字ばっかり本気で考えていた
純情なオリエンタルの私。(うんとおバカ)

サガンの書く恋愛は、どれも素敵でしたが
「こんな恋愛はまっぴら」と思いました。

恋愛はスリリングであってこそ、面白いんだそうですが
私はタイトロープを渡るような緊張感のある恋愛は
ごめんでした。

ずっと長く愛情を育てる為に私に必要なのは
スリリングではなくて、安心感でした。

それで、絶対に近寄らない…と決めたのが
「サガンの小説に出てくるような男」

ホントはね、決めていたわけではないの。

私が仲間うちのある男の近くによるのを避けているのを感づいた友達に

「どうして、毛嫌いするの?気にしてたわよ。
女が自分に興味を持たないのに慣れてない男だから」
と聞かれ

「…あんな、サガンの小説に出てきそうな男まっぴら。
あんなもんに近寄ったらそこが地獄の一丁目だから」
と言ったら
「…うまい!!」
と受けてしまいました。

だけど、私は、そう言っただけなのに

「聡子が、あなたの事大嫌いだって。
二度と会いたくないって。あなたの来る集まりには
呼ばないでって。聡子って変わってるんだから気にしない方がいいわ」

という風にカウンターの片隅で彼女が本人に言っているのを
目撃したという人から「密告」が後日ありました。


だーーかーーらぁ、女に何か言うのやなんだよ!!

お前が好きなんだろ!!そいつを!!
地獄の100丁目まで行け!!!

実際こういう男はモテますし
一種、はねつけ難い魅力がありますが
「不幸の根源」と思っておりました。

サガンと並んで、高校時代に読む本と言えば
カポーティーの「ティファニーで朝食を」と
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」で、

私も、この本を読もうと思いましたが
どうしても、ダメでした。

筋がわからないのです。
どういうワケだか、頭に入ってこない。

何回もトライしましたが、皆が「良い」という意味がわからない。
「なんなの?この話…え?これで、オワリ?」としか


これは、日本語訳が悪いのかと思って
辞書を片手に、原文と格闘しましたが、
もっとわかりませんでした。(…当たり前)

でも、こういう所、私まじめだったと思うんだよなー。
皆が良いというものは、読んでみてから判断するかなぁ…って。

次にはまったのが、お約束どおりの
モーパッサンの「第二の性」。
(※下記注参照)

これは、もう、怒りながら読みました。
怒りながらも、全巻読んでしまう所が凄い。
怒るんだったら、徹底的に怒りたかったわけです。

「ふざけんじゃないわよ。なにが、サルトルよ。
死ぬまで、この持論曲げねーんだろうな、モーパッサン(※下記注参照) モーパッサン(※下記注参照)
あとで、『間違ってました』って言ったら
承知しないからな」と。


知識も経験もない、若い頃ですから
見当はずれな憤慨だったかもしれません。

でも、
「こんな恋愛は嫌だ!!」という所から
自分はどういう恋愛をしたいのか
というのを自分の中で見つけて行ったような気がします。

ま、色々考えに考えを重ねた末、熟慮の結果…
失敗でふられたという事もありますので
考えないほうが良かったかな…と思わないでもありませんが。

それが青春ですからいーーんですわ。


所詮、机上の……あれ、なんだっけ?
机上のなんとか言うよね、こういうの。

机上の空論?え?違う?
正解がわかる方は掲示板で教えてください。

感銘を受けるにしろ、憤慨するにしろ
恋愛に限らず人との関わりを考える、
自分の生き方を考えるという意味で
若いうちに本を読むのは、
そう無駄な事ではなかった様に思います。
…が無駄だったかもしれません。
わかりまへん。


しかし、あの頃の私は、理想の恋愛をするために
非常にストイックだったと思います。

他人を欺かないこと。
自分の利益の為に
ずるい事をしない事。
他人に自分以上のものを見せようと
する虚栄心を持たないこと。
自分が相手に対して誠実であるかどうか
常に自分の心に聞くこと。
見えるところで良い事をしない事。
良い事をしたという意識を持たない事。


こういう風にならなければ
本当に良い男性とは巡りあえないし、
めぐり合えたとしても、相手にはして貰えないと
思っていました。

子供になんか、嘘つきまくって、
自分でも、どれがホントでどれが嘘がわかんなくなるような
私になるなんて、誰が想像できたでしょうか。

ま、実際どういう人間になったかというより
なろうとしたか…という事が大事ですから。
(言い訳。努力はした。…ごめん)


まぁ、本を読んだから、理想的な恋愛ができて、
良い家庭が持てて、一生幸せに暮らせるという
ものでは、決してありませんが

やはり、考えるという事は大事だったように
思います。


私の知り合いで、非常に聡明で、理論的な女性に
「婚約中だった彼と別れて来た」
と食事に呼び出され
車の中でその理由をきいた所

「納豆だけで、ご飯を3杯食べた」
というのです。

「え?あたしも食べるよ。3杯は食べないけど
納豆だけで、ごはん食べれるよ」
と言いましたが、

下を向いて
「いやなのよ」といいました。

若かった私は、

「なんで、納豆ダメなの?嫌いなの?
納豆じゃなくて、おシンコで、飯3杯だったらいいの?

じゃさ、じゃさ、お味噌汁があったら、納豆で飯3杯でも許せる?

あーー、アンタ実家、宇都宮じゃん。
水戸とか近いんじゃないの?
納豆が嫌いじゃ、婚約破棄の理由になるかぁ?
心証悪いよ。近所で人に言えないよ。

知らないよう。結納金倍返しだよ

あのさーー。
あの時、黙って結納金貰っておけば良かったのに
アンタのお母さんってば、
『200万?これじゃ、着物一枚買ったら
おしまいね』とかイヤミ言って
三沢さんの田舎のお父さんに
裏の山売らせて、500万取ったよね。
倍返しで1千万。ひーー、納豆で一千万。
それって、バチあたったとか言う?
(イイキミ。私、彼女は好きでしたが、お母さんは鼻持ちならない
イヤミなヤツで大嫌いでしたから
ここぞとばかりに言いました。)

バチ当たった上に婚約不履行で訴えられたら
あんた裁判所で、「納豆が…」って言える?
あたし、傍聴に行ってもいい?」

と納豆に拘って問い詰めましたが、

納豆がいやだったんではないんですね。

次に出会った男性とは
「納豆で3杯ごはん食べれるなんて素敵!」と
思うかも知れないんです。

彼女の良いところは、男は死ぬほど騙しましたが
女は騙しませんでした。
「結納金で欲かくからバチあたった」とか
私に言われても、
「ホントよね。あの母親、おかしいわよね。思い知るといいわ」
とか言っていました。


一昨日の日記に書いた、手紙の友達とは
昔に読んだ本の感想などと言い合っては
罵り合いに近い、手紙のやりとりをしましたが

今になって思えば

「…恋愛論なんてくだんなかったわね。
あれは論議するもんでなかったわねーー。
相手が違えば違っちゃうもんなんだから。

結局は、相性なのよね。どれだけ相手に優しい気持ちを
持てるか。それで、相手の事を考えて
自分が誠実であるようにすればいいだけの話で
それを、相手がどのように評価するかで
結果はまた、変わってくるんだわね」です。


こう思うまでに、こんなに長い年月かかったわけです。

でも、まだ、これからも生きますので
まだ、考えが変わるかもしれません。


とにかく20代の前半
高校時代に読んだ本で、例の友達と
お互いに
「アンタみたいな女がいるから男が図に乗るのよ」とか
「アンタみたいな女が男をダメにするのよ」とか
「アンタみたいな女がいるから女が馬鹿にされるのよ」
とか罵り合ったのが、
面白かったなぁ…と今思います。

だって、お金かかんないんだよ。
しゃべってるだけだもん。
あと、便箋とボールペン。

不思議だったのは、いくら罵り合い、
電話での大喧嘩をしても、
それは、そのテーマについて、喧嘩してるんであって
その人と喧嘩してるんではないんで、
それが終わると、

「そんでさ…草柳大蔵のケッタクソ悪い本読んだ?まだ?
じゃ、貸す、貸す。読んでみなーー」と
普通に会話できる事でした。

テーマの大喧嘩が終わらないうちに
「…ごめん、ちょっとタンマ。親が入院しなくちゃならなそう。
どこか良い病院知ってる?」
も有りでした。

喧嘩の最中に葉書に
「アンタみたいな女と当分話したくない」と
赤で大書きして、ご丁寧にどこで見つけたのか
鬼の記念切手を貼ってよこしたこともありました。

はがきだよーー。
郵便局の人たまげるじゃんねーー。
官製はがきに切手はるんじゃねーーよ。


こんな風に年中、恋愛論を議論してるような女は
男にモテなかったのは言うまでもありません。

こういうの、格言で何とか言う?
取らぬ狸の皮算用とか違う?(本日の格言 1)

知ってたら教えて。

モテもしないのに、真剣に恋愛について考えている女。
可愛い……。(あたしたちの事ね。…可哀想とも言う)


こういう女が良い女なのに、男って
女の価値がわからないからなーー。

これは、格言ある?

え?
「負け惜しみ」?(本日の格言 2)

そんなん、格言じゃないじゃん。
格言っていうのは、もっと、難しいやつだよ。
漢字とか一杯入ってるヤツ。

私達は
「え〜ん、あたしぃ、わかんな〜い」とか言ったり
男と女の前であからさまに態度を変える女性が
やたらと男性に人気なのを尻目に見ながら

性格と容貌で、男性に、くねくねするのが似合わないと
わかっている私達二人は、くねくねしたくてもできないので
(…今、考えれば、したかったかも)

「男って、ばかじゃんねっ!!
ふん、ほんっとは、あたしたちみたいなのが
いい女なのよねっ!」と言い合いました。

(本日の格言 3)
これは、わかる。
「同病相哀れむ」


今日は、色々、お勉強になったでしょう。
間違ってるかもしれませんので、他言しないで下さい。
ここだけの話です。
...............................................................................................

・題名を忘れるどころか
私は、著者も忘れるらしいです。

第二の性は、ヴォーヴォワールでした。
モーパッサンは女の一生じゃん。

…女の一生と第二の性って 皆、セットではまるんだよな。
そんで、それのまねして読んで、 私は両方共に憤慨したんだよな。

著者も覚えられない私が覚えているのはムカついたという事だけ。

ほらね、少し経つと同時期に読んだ本は
ごっちゃになるというワタクシの 性癖が証明されました。

訂正してお詫び申し上げます。

ここまで、読んでいて、変だな…思ったお客様
間違えました。 すいません。

これを読んで間違いに気がつかなかったお客様。
あなたも、私と一緒でごっちゃになってます。




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